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讃歌 ─ほめうた─ 赤の巻
遠藤慎一ピアノ曲集 1993〜2004
著(作曲):遠藤慎一 
制作:ミュージシャンズ・スクエア事務局
A4判・64ページ
付録:試聴盤CD
2004年7月14日発行
定価1,500円(税込み)
ISBN978-4-9902102-0-5
発行:エイブクリエイション

ピアノを愛し続けて23年の著者が、随筆のように書き綴ったピアノ曲集第2弾。1993年から2004年の作品を収録。水滸伝をモティーフにした組曲「水滸八抄」を始め、全14曲。付録の試聴盤CDには本書の全楽曲に加え、第1弾「青の巻」から7曲、未刊の「黄の巻」から1曲を収録。

曲名 内容
フルートとピアノのための
和風バルカローレ
夫婦者が夕刻に小さな渡し舟で対岸に渡るさまをイメージ。作曲も著者夫妻の共同作業。
インベンション 第1番 通勤電車の中で書き上げたという、対位法の習作的作品。
インベンション 第2番 短い中にも風情のある旋律。展開部が味わい深い。
インベンション 第3番 音階の練習曲のようなコミカルな曲調のインベンション。
すみれ色の夜明け 知人が出版した小説から受けた印象を表現。
16小節のメッセージ バレンタインデーの前日に湧いたメロディーによる、かわいらしいオルゴール曲。
組曲 水滸八抄 著者が前半生でもっとも感銘を受けた物語「水滸伝」をモティーフにした組曲。
 1.陰陽造化 水滸伝の世界を俯瞰するような、大陸の壮大さや悠久の時の流れを表現。
 2.百八星、あらわる 図らずも世に放たれた百八つの魔星と、争乱の予感に満ちた曲。
 3.開封東京 北宋の都・開封の美しさと華やかさをイメージ。CD「マリーゴールド・ガーデン」に収録。
 4.雪夜の梁山泊 雪夜にその容を現わした盗賊の巣窟、梁山泊。重苦しさと不気味さとが混じり合う。
 5.好漢たちの戦い 百八の好漢たちが悪を懲らしめる。クラシック音楽らしからぬ、この組曲の中でも異色曲。
 7.替天行道 梁山泊軍はついに朝廷に迎えられ、賊軍を掃討に。勇壮ながらも最後は波乱の予感。
 8.殞ちゆく星々 百戦の勇士も大半は戦いに斃れ、残兵もちりぢりに。混乱の中で方向性もなく収束へ。
 9.南柯の夢 終わってみればすべて一場の夢のごとし。うら寂しく始まるも、盛り上がってフィナーレ。

遠藤慎一 ( えんどうしんいち )  1964年、埼玉県に生まれ、ごく普通の家庭に育つ 。高校生のとき合唱を始めたのをきっかけにピアノに興味を持つ。1981年、NHKのテレビ番組「名曲アルバム」でショパンの「別れの曲」に感動してピアノを始め、作曲も手掛けるようになる。1991年と1993年にミュージシャンズ・スクエアで制作するCDにピアノ曲を発表、1996年には楽譜「讃歌 ─ほめうた─ 青の巻」を出版。2004年には「讃歌 ─ほめうた─ 赤の巻」を出版し、さらなる作曲活動を続けている。千葉県在住。ウェブサイトは「りら村へようこそ!」。